深まる高原の秋
先日10/24乗鞍高原にて、でっかり秋を見つけてきました。
温泉やスキー場でも有名です。
標高は1300mから1700mくらい、夏でも涼しく一年を通して
人気のスポットです。
今回は紅葉シーズン真っ只中の信州の高原を
散策することにしました。
まずは、一ノ瀬園地に向かいます。
乗鞍観光センターから車で5分程度で到着します。
駐車場は園内の所々に点在しているので、
好きなところに止めて歩き回ることができます。
一ノ瀬園地は乗鞍岳を一望できる人気のスポットで、
周囲には目立った森がなく開放的な場所です。
池や湿原、草原や川がそのままの姿で残されているので、
自然を思いっきり感じながら散策するには
とても良い場所です。
昨年の春にもここを訪れたことがありますが、
その時は雪解けが進む乗鞍岳や
水芭蕉の群生地を見ることができました。
今は秋、しかもこの高原では
すでに晩秋といったところでしょうか、
落葉が大分進んでいる様子を感じます。
車を一ノ瀬園地奥の中央駐車場に止めで
園地の奥へ向かいます。
時間は8時を少し過ぎた頃でしたので、
まだ駐車場に車はまばらでしたが、
それでも朝から人が訪れていました。
写真好きの皆さんは美しい景色の撮影に
朝早くから訪れている様です。
私も園地奥へと向かったところ、
でっかい秋を見つけました。
ここは乗鞍高原でも有名な紅葉スポットらしく、
多くの方が立ち寄っては写真を撮っていました。
高原の中でポツンとそびえる見事な大木です。
奥の乗鞍岳は残念ながら雲に隠れていますが、
雲の隙間から雪をかぶっている姿が見えました。
山頂はすっかり雪化粧です。
今日の天気は晴れの予定でしたが、
雲の流れも速く天気が崩れそうでしたので、
先を急いで三本滝を目指します。
時間があれば、歩いて目指したいところでしたが、
天気が心配でしたので、車で登ることにしました。
三本滝レストハウス駐車場に車を止め、
ここからは歩いて目指します。
この一帯は冬スキー場のゲレンデにもなる場所で、
標高も高く、到着した時には雪が舞っていました。
ここから三本滝までは、行きは下りで20分程度、
帰りは登りで25分程度の軽い散策コースです。
昨日の雨で、道の所々に水溜まりが残り、
歩きにくい場所もありましたが、
吊り橋を渡り無事到着しました。
辺りはひんやり、神秘的な光景で、
滝の激しい音だけが響いていました。
滝は名前の通りタイプの違う滝が三本、
狭い谷間にあり、足場は岩が重なり
あまり広くない場所です。
遠くから離れて撮影ができないので
すべて一枚に収めるのは無理でした。
広角レンズなら大丈夫かもしれません。
夏であれば、避暑には最高の癒し空間ですが、
今の時期は少し寒いので長居はできず、
川の流れを眺めながら戻りました。
山奥らしい幻想的で神秘的な風景を
楽しむことができました。
信州の紅葉はスケールが大きく見応えたっぷり、
まだまだいろいろ散策します。