歩いちゃ謳歌♫

”歩く”と”生活”をテーマに、信州の日常の愉しみを気ままに書いてます。

身近な高原 駒ヶ根高原

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今回は南信州駒ヶ根高原

ぶらっとウォーキングを紹介です。

 

 

駒ヶ根高原とは、

南信州南アルプス中央アルプスに挟まれた

伊那谷と呼ばれる谷の中央部分に

位置しています。

 

この駒ヶ根高原は、

中央アルプスへアクセスする

ロープウェイの玄関口として

観光客で賑わう場所です。

 

 

高原とは言うものの、

市街地からほど近い場所に位置していて、

乗鞍高原戸隠高原のような

広大な高原のイメージとはだいぶ違います。

高原というよりも

大昔、アルプスから流れ下った

川の土砂が扇状地となって堆積し、

なだらかに盛り上がっている地形といった方が

しっくりきます。

 

 

ここのロープウェイは確か、

日本最高地点に到着できる

ロープウェイだったと思います。

違ってたらすみません。

真冬でも乗車可能で、

気軽に冬山登山を楽しむために、

ロープウェイで高所にアクセスするには

最高の場所かもしれません。

とはいっても、

そもそも冬山登山に”気軽”というものは

存在しないと思いますので、

あくまでしっかり準備をした上で、

山頂までのアクセスが非常に近い

という意味です。

 

元旦には、

ダイヤモンド富士が拝める場所としても有名です。

南アルプス越しの富士山なので、

飛び出た富士山山頂部分がこじんまり見える

程度ではありますが、

こんな標高の高い場所から眺める

ダイヤモンド富士は、

日本一早く拝めるスポットだと思います。

 

 

すっかりロープウェイの話になってしまいましたが、

今回はその玄関口までのウォーキングです。

 

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出発は最寄り駅の駒ヶ根駅からスタートしました。

駒ヶ根駅は大きな駅ではありませんが、

駅前ロータリーも整備されていて、

高原までのバスも乗りやすそうでした。

 

ただ今回はここから歩いて出発しました。

駅から市街地を通り抜けて、

高原へと緩やかに登って行く主要道路

に沿って歩きました。

 

天気も良いので正面には中央アルプス

山並みがしっかり見えました。

 

しばらく歩くと、

中央自動車道駒ヶ根ICに着きました。

ここが中間くらいか、

市街地は終わり、田園地帯を抜けて

しばらく緩い坂道登ると、

観光地らしさが漂ってきました。

 

最初に向かったのはここ駒ヶ池です。

戸隠の鏡池に続いて池巡りです。

アルプスの千畳敷カールと宝剣岳の眺めが

池越しに絶景です。

 

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実は、今頃ブログを更新していますが、

ここを訪れたのは10/31です。

紅葉の真っ只中で、

色づきが最高のタイミングを狙った

ウォーキングです。

 

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池にはカモがのんびり泳いでいました。

池をぐるっと周り

次は駒ヶ根ファームスに向かいました。

 

ロープウェイ乗り場へのバスは

駒ヶ根駅から出発していると思いますが、

ここが大きな駐車場を備えた

ロープウェイ乗り場へ向かう

主要なバス停になっています。

この日も大勢の観光客がバス停に並んでいました。

 

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この建物内では、お土産やレストランでの食事、

地元産のパンやソフトクリーム、ヨーグルト等

地元の味を楽しめるものも多いです。

 

駒ヶ根ファームスの横をすり抜けて、

ここから裏手の川へ向かうと

大きな橋がありました。

 

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川幅も広く、歩行者専用の吊り橋としては

かなり立派です。

橋の上からは、清流と南アルプスの景色が広がっていました。

 

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吊り橋を渡ると、反対の川岸には

遊歩道が整備され、遊具や遊び場を備えた

公園が広がっています。

 

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公園内にはこんな巨大昆虫のオブジェもありました。

ちびっこ達は登って喜んでいました。

大人気です。

 

川辺の紅葉はとても素晴らしく、

大勢の観光客が足を止めて、

感心しながら写真を撮っている様子が印象的でした。

なかなか人混みを外して写真を撮るのも難しい程です。

 

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紅葉を眺めながら

川岸の遊歩道に沿って上流へと登り、

上流の車道の橋を渡って

元の川岸へ戻るように下りました。

 

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途中には日帰り入浴ができる

温泉施設”こまくさの湯”がありました。

この温泉施設も車が沢山止まり

賑わっている様子でした。

 

この辺りはホテルや飲食店も並び、

宿泊や食事も楽しめそうです。

そういえば、ここ駒ヶ根エリアは、

ソースカツ丼

ご当地グルメとしても有名で、

街を上げて取り組んでいます。

私も何度も食べたことがあります。

ボリュームやソースの味に多少の違いはあるものの、

どの店もとてもおいしいです。

是非、食べ歩いて

自分好みのお店を見つけるのもおすすめです。

 

 

食リポはまたの機会として、

ここからの帰路は、先ほどの道を下って帰りました。

帰りは一直線に下りなので楽ちんでした。

先程の駒ヶ根ICに戻ってきましたが、

ここで珍しい地名を発見!

”女体入口”

 

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グーグル検索でも、

珍地名としてそれなりに知られてている様ですが、

なんとも不思議な地名です。

この辺からはまた市街地に戻ってきました。

お腹も空いてきましたが、

昼食は後でいただくことにして駅に戻りました。

この日は絶好の晴天と、

素晴らしい紅葉に恵まれ、

ゆっくりのんびり散策気分で歩きました。

J駅から歩いて行ける身近な高原、

満喫しました。

 

 

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日時    2020年10月31日

歩行時間  4時間程度

歩行距離  13km